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スナックゆとりとカラオケとJ-POP

In さっき思った事の話, 音楽の話 on 3月 7, 2012 at 6:43 pm

「スナックゆとり」で画像検索したらこれが先頭にでてきた

「スナックゆとり」というバンドをご存知だろうか。ギターボーカルとベースの二人組だから正確にはバンドじゃないかもしれないけれど、とにかくそのバンドがすごかったのだ。

嫉妬した。

彼らとの出会いはいわゆる対バン。僕がやっているバンド「ちくわ定食」と、「スナックゆとり」は同じ企画の出演者だった訳である。そして僕は彼らの演奏を観た訳なんだけど、僕は正直言って嫉妬を覚えた。具体的になんで嫉妬したかをこれから話そう。

ひとつは、彼らのパフォーマンスである。同じステージに立った者として、負けたと思った。不覚にも僕は、彼らの方が面白かったんじゃないかな、と思ってしまった。

そしてもうひとつが重要でそれは「気持ちよさそうに歌うなあ…」ということである。自分もその日同じステージ上で歌ったんだけど、僕の歌う曲にはない、歌うこと自体の気持ちよさみたいなものが感じられる曲だった。彼らは実に気持ち良さそうに演奏し、そして歌っていた。

J-POPであるということ

彼らは「スナックゆとり」のコンセプトとして、「あの頃のJ-POPを忘れない」というようなことを言っていたと思う(たしか。たぶん。)。あの頃のJ-POPって何だろう。ここでJ-POPについて考えてみたい。

日本人によるポップミュージック。それがJ-POPであろうことは名前から想像がつく。だけどJ-POPの特徴はそれだけではないはずだ。

今回はその特徴のひとつとして「カラオケ」の存在を考えてみた。日本はカラオケ(ボックス)発祥の地であり、普及率ももちろん非常に高い。カラオケボックスが普及した1980年代半ば以降に成人した日本人でカラオケを一度も利用したことが無い人というのはかなり少数派だと思う。また海外ではパブやバー等に設置されていることが多く、日本の様に老若男女に親しまれているとは言えないかも。

「カラオケで歌えない曲は日本では売れない」というような発言をしている音楽関係者は多いが、つまりはそういうことである。日本でJ-POPというジャンルの中で成功し、知れ渡った曲の多くに共通する特徴としてカラオケで歌いやすい・楽しい・気持ちいいということが挙げられるはずだ。少なくとも「スナックゆとり」と同世代(20代半ばぐらい)前後の人にとってJ-POPとはそういう音楽であると言えるのではなかろうか。僕もその世代である。

つまりスナックゆとりは

ここで話題は冒頭の「スナックゆとり」の話に戻る。僕は彼らの歌を聴いて「気持ち良さそうに歌うなあ…」と思った。そして彼らは「あの頃のJ-POPを忘れない」そう言った。「歌って気持ちいい曲」というのがカラオケの普及した日本においてポップミュージックの大事な条件であり、「スナックゆとり」はそれを意識的に取り入れたパフォーマンスをしているからこんなにも僕の、そして観客の心を掴むのではないかな、と僕は考えたのである。

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